1.尾道
もう何度目になるだろう。
久しぶりに訪れたこの街は、寂れてしまった商店街とそれを覆い隠すかのように新しくなった駅ビルが妙な不協和音をかもし出していた。

だが、それが何だというのだろう。長い時間の流れをはぐくんできたこの街では、それさえもがささいなことに過ぎないのだ。

ふと気がつくと、何時の間にかいつもと変わらぬ雰囲気が僕の周りを取り囲んでいた。12月初頭の晴れた日のことだった。
2.千光寺公園
山の上にある公園では、紅葉はとうに盛りを過ぎていた。だがそれでも名残の木々がわずかな色を残していた。静かに、おだやかに、12月の陽光のなかを散り遅れた木の葉が舞い降りる。

初冬の日ざしはおだやかで、これから来る厳しい冬の気配を感じさせなかった。陽だまりの中でベンチに腰掛けた老夫婦が印象的だった。
尾道の街
駅前付近
「さびしんぼう」?の銅像
尾道城
尾道の街
案内板を眺めるカップル
木々の合間に除く街並
千光寺公園にあった大きな木
尾道・倉敷


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