10.浄智寺 |
ハイキングコースを抜けて行く。ほとんど下りの行程だ。でもよじ登るのかと思うようなところもあって、それなりにハードな道だったりする。すれ違う人の半分は外人さん。なんでよ? 距離は大したことなかった。ほどなく北鎌倉の入り口、浄智寺にたどりついた。 浄智寺は鎌倉五山という禅寺の格付け制度の4番目にあたる。4番目と侮る無かれ。そもそもtop5に入るということがすごいんである。当時の面影はあんまり無いけど、いろんな花が咲き乱れてて、心が落ち着いた。 |
11.東慶寺(縁切寺) |
さっきのさだまさしの曲で、北鎌倉に向かった女性がたどりついたのがここ。正式な名前より「縁切寺」という名前の方がはるかに有名。もともとは女性の駆け込み寺だったんである。でもそれが現代ではカップルが行っては行けない寺とかいう迷信も。あ、ちなみにシドは全く問題ありません。(泣) 鎌倉五山に対抗して、尼五山というのがあったそうで、ここは唯一残ってる寺だそうだ。今は男の寺だそうだけど。見所的にはそんなにピンとこなかった。浄智寺の方が印象が良かった。 |
ススキに感じる秋の風情
東慶寺の鐘楼
12.円覚寺 |
鎌倉五山の第2位の寺。かなり広い敷地があり、敷地の端っこを横須賀線が通っている。歴史の教科書で有名な国宝舎利殿はここのもの。現在でも往時をしのばせる壮大な規模だ。 実はここには個人的に大変思い入れのあるものがある。映画界の名匠小津安二郎がここに眠っているのだ。以前行ったときにも真新しい花が供えられていたが、今日も、きれいな花が供えられていた。僕は墓前に立ち、「無」と書かれた墓石を見つめていた。「晩春」や「東京物語」のシーンが頭をかけまわっていた。 |
小津安二郎何思う。「無」と書かれた墓前にて
意外に難コース
ここにも花、華
地蔵と彼岸花のにらめっこ
妙香池
舎利殿。これ以上近づけない
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