@ 求愛ダンス | |
ヨットは夜の間にエスパニョーラ島に移動。明日はほとんど空港に行くだけなので、観光は実質的に今日が最後。寂しい限りだ。 エスパニョーラ島は見所のバランスのとれた島で、クルーズに時間が取れないときは、ぜひここだけはおさえておきたいところ。僕達はまず見所の一つスアレス岬に上陸。上陸してすぐに変なことに気づいた。すでに飽きるほど見てきたリクイグアナがなんか違う・・・。そうここのイグアナは赤い色が混じってるのだ。どっちにしても山のようにいるのは変わらないんだけど。 ここもジェノベサ島と並んで、鳥の楽園として有名。アカアシカツオドリやグンカンドリに代わってアオアシカツオドリやこの島でしかみられないガラパゴスアホウドリが見られる。またわりとどこでも見られるマスクカツオドリはここでも健在。 見所はアオアシとアホウドリの求愛ダンス。見た目のユーモラス度ではアオアシ一歩リードといったところだけど、アホウドリも負けてないね。アホウドリは確かにここにしかいないけど、ここにはたくさんいる。状況によっていはそのへん一面アホウドリだったりして、いろんな姿が見られる。 |
B 最後のシュノーケリング | |
そろそろ「最後の」とつく行為が多くなる。昼からは最後のシュノーケリング。もちろん最後のシュノーケリングだからといって手加減はなしだ(笑)。 今日はちょっと変則的で、沖合いから岩場まで泳いだらピックアップの後もう一回同じコースを泳ぐという。空はどんよりしていて、今にも雨が降りそうだ。当然水は無茶苦茶冷たい。そして今日もあっさり置いて行かる。 それでも2日前の悪夢のときほどは離れず、ときどき追いついたりしてエイやサメも見られた。ちなみにこのあたりはハンマーヘッドシャークは少ないようだ。だが、魚群の濃さはここでもすごい。巨大な魚の群れに体の周りを通りすぎていくのは感動モノだ。 だが、さすがにちょっと今日は寒すぎた。いったんパンガに乗ると、僕に限らずみんなもイマイチ乗り気が薄い。全員再度飛び込んだものの、2回目で刺激が薄いせいか、寒さにガマンできず、ほどなく次々とパンガに戻っていく。ボリバーとマレクだけは残ってがんばってたが、目的ポイントまで行くことなくピックアップ。最後のシュノーケリングはこうしてあっけなく終了した。 |
A ブローホール | |
このトレイル・ロードの行きつく先、海を見下ろす岩場にたどりつく。ここにはちょっとした名所がある。「ブローホール」といって、波が来ると、岩の隙間から豪快に海水を吹き上げるのだ。 ちょっと離れたところから見るわけだけど、「どぉ〜ん」という音とともに吹き上げられる海水は、なかなか迫力がある。ときどき虹もかかったりしてきれいだ。僕たちもここで腰をおろして、たくさんの鳥達や豪快な大自然を堪能 また、このあたりの岩場にいる鳥は被写体としてgood!岩をバックに撮ると「孤高な感じ」が良く出る。帰国してから本やネット上でいろんなガラパゴス写真を見たが、明らかにこのあたりで撮影したとわかるものも多かった。 |
C ガードナー湾 | |
休憩の後、ガードナー湾に上陸。ここのビーチは諸島で一番長いそうで、しかも当然ながら人はほとんどいないので、長さがいっそう引き立つ感じ。もっとも人の代わりにおなじみガラパゴスアシカ様が大量にねそべっていらっしゃる。 ここは特にトレイル等は無し。ボリバーも上陸したらあとは「勝手にしろ〜」とほったらかし。僕達は、海岸際をなんということも無く端っこまで散歩。天気は今にも雨が降りそうな感じなのが残念だけど、天気悪くてもやたらときれいな海。相当なもんです。 ここが最後のポイントということで、最後の一泳ぎ。アシカが近くを泳いでるし、アオアシカツオドリは魚にめがけてダイブを繰り返してる。なんか不思議な夕方の風景。おまけに小雨まで降ってきたぞ・・・ |
8. 旅行記 | ||
(2) 旅行記 2003年5月3日(土) | ||
@ 求愛ダンス | ||
A ブローホール | ||
B 最後のシュノーケリング | ||
C ガードナー湾 | ||
D フェアウェル・パーティー |
D フェアウェル・パーティー | |
夜はクルーのみんなと一緒にお別れパーティー。船長以下勢ぞろい。名残惜しい。短い間だったけど、みんな親切で、よくやってくれた。ディナー食って、みんなで大騒ぎ。昨夜のもりあがりそのまま。サロンで騒いだ後は当然そのまま星空パーティーへ。 あれだけ天気が悪かったのに、夜になると星だけはしっかり出てました。クルーズの思い出を語りながら夜はふけていく。船は一路サン・クリストバル島へ。 |
あの日、ガラパゴス諸島にて −ガラパゴス諸島旅行記−
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