J イサベラ島 ⇒地図 | ||
面積4588kuはもちろんダントツのbP。6つの火山(うち5つは活火山)から形成されている比較的若い島で、その中の一つウォルフ火山は諸島で一番標高が高くて1707mある。 |
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・アルセド火山(行ってない) | ||
頂上付近はでかいカルデラも見所だが、約4000匹ものゾウガメがいることでも有名でとっても素晴らしい光景らしい。だが、頂上までは1泊キャンプが必要なんていうシロモノで、おまけに環境保護のため、現在トレイル・ルートは閉じられているらしい。近いうちに開くかもとのことだが、どっちにしてもガラパゴスの達人向け。はまった人なら必見の場所と見た。ちなみに招かれざる客、野生化したのヤギもこの界隈に数千頭はいる。やっかいな存在だ。 | ||
・プンタ・アルベマルレ(行ってない) | ||
イサベラ島の北端にあり、対戦中はアメリカ軍のレーダー基地につかわれていたそうな。ガラパゴスコバネウやガラパゴスペンギンが見られる。 | ||
・タグス・コーブ | ||
300年も前から、船乗りがよく船を停泊させた入り江で、船員が岩をひっかいて自分の船の名前を彫ったのが今も残っている。2qほどのトレイル・ロード中にはダーウィン湖、美しい湾の風景やダーウィン火山を見ることができる。ただ陸生動物はイマイチだ。 海生動物は比較的豊富。シュノーケリングでウミガメやペンギンを見ることができるだろう。またここから北側に広がる海域では時折クジラを見ることができる。僕達はでかいクジラには遭遇出来なかったけど、イルカの群れを見ることができた。 |
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・ウルビナ・ベイ | ||
アルセド火山の山麓にあたるこのあたりの海域は1954年に突然海中から持ち上がり陸地となった。陸地上昇があまりに早かったため、逃げ送れたサメやウミガメの死骸が上昇後すぐに現地調査に入った人たちが見つけたなんて話もある。あたりの地形などから大規模な地殻変動の動きを垣間見ることができる。 1qほどのトレッキング・ロードはかなりポイント高いかも。ここではアルセド火山に登らなくても野生のゾウガメを比較的容易に見ることができるし、リクイグアナの数も多い。あまり見たくないかもしれないが、野生のヤギを見たのもここ。さほど多くの記述をみない場所だが、クルーズ中屈指のポイントになる可能性大だ。 |
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・エリザベス・ベイ | ||
上陸できる場所は無いけど、パンガ(小型のモーターボート)でまわるには最適な場所。人気も知名度も高い。入り口にあるマリエラ島を過ぎるといくつかに枝分かれした入り江が現れる。このあたりはマングローブに囲まれて、ちょっとジャングルっぽい雰囲気。ここの見所はペンギンとウミガメで、どちらもたくさんいるのでそれほど苦労しなくても見ることができるだろう。ちょっと珍しいところでは、ここには木に登って休むアシカがいる。僕たちはここでカヤックを使ってのんびり周遊した。エンジンが無いおかげで、ウミガメやペンギンが直ぐ近くまで来るので、とても楽しい体験だった。こういうのは大人数の大型客船ではたぶんできないだろう。 | ||
・シエラ・ネグラ(サント・トーマス)火山(行ってない) | ||
カルデラのでかさは直径10q。ガラパゴス一であると同時に世界で2番目にでかいらしい(未確認)。行き方としてはプエルトビジャミールからジープかトラックで18km走り、そこからさらに9qの登り道。なぜかウマが借りられる。このトレッキングはなかなか素晴らしいらしい。そして火山クレーターのヘリで一晩キャンプ。その通り、ここもマニアにだけ許された聖域だ。噴煙や溶岩流のほかガラパゴスノリス、短耳フクロウ、フィンチ、タイランチョウなどが見られるそう。なんかこういうのを調べてると、たかが一回のクルーズでガラパゴスを知った気になってるのは大間違いだということに気づいてしまう。 | ||
人のいるところに外来種ありで、サンティアゴ島同様ここも野生化したヤギやブタが生態系を壊しているらしい。いろんな意味でここはガラパゴス諸島の縮図的な意味合いが強いのかも。 サンタ・クルスから遠いし、パワーの無い小型船ではなかなかここまで来れない。だが傲慢を承知で言うなら、この島を訪れずして、ガラパゴスに行ったとはいえないかもしれない。好き嫌いは別として最も訪れるべき島であることは間違いない。 |
K フェルナンディナ島 ⇒地図 | |
諸島の最西に位置する面積642ku、3番目に大きな島。ガラパゴスで最も若くだいたい70万年ぐらい。今でも火山活動がさかんでここ20年ぐらいの間で何回も噴火してる。最近では1995年に噴火した。島全体が剥き出しの溶岩で覆われてる感じだ。 観光スポットはエスピノサ岬のみ。ウミイグアナの大コロニーがあり、まさに腐るほどのイグアナに出会える。上陸の際には滑りやすい岩に十分注意が必要。その他アシカやガラパゴスペンギンに出会える。 だいたい、どこのガイドブックにもこの程度のことしか書いてない。ウミイグアナはたぶんここを訪れた段階ではそれほど珍しいものではなくなってるだろうし、見所は巨大な溶岩台地か?といった感じだが、どっこいそうではない。ここはガラパゴスアオウミガメの巣なのだ。トレイルロードの行き着く先にある、入り江(なのかよくわからなかったが)には無数のウミガメが海面近くを泳いでいて、その優雅な姿を見ているだけでも飽きない。また海も同様で、シュノーケリングでも複数のウミガメ達ととランデブーできる。ウミガメは人間を見ても別に逃げないので、その気になればしばらく同じウミガメと一緒に泳ぐことができる。手が届くところを大きなカメが泳いでるって言うのは想像以上の感動だった。まぎれもなくここはガラパゴスアオウミガメの楽園だし、おかげでヴァージと僕の諸島中のイチオシポイントでもある。 |
あの日、ガラパゴス諸島にて −ガラパゴス諸島旅行記ー
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