1.ガラパゴスゾウガメ
GIANT TORTOISE
全長 110 cm
体重 250 s
個体数 15,000
分布 サンタ・フェ、フロレアナ、フェルナンディナ、ラビダ島からは絶滅
ガラパゴの話
まずは、わしと同じ仲間達じゃ。わしらを抜きにして諸島は語れんぞ。なんといっても諸島の名前(ガラパゴスはスペイン語で「陸ガメ達」の意)になってるぐらいじゃからな。みんな同じように見えるが、島によって種類が違うんじゃ。こうら(甲羅)の形や模様でみわけるんじゃ。

わしらは、1ヶ月以上何も食べなくても生きていられるもんで、昔からずいぶん船乗りの食料にされたんじゃ。若い頃はわしの友達もずいぶんつかまえられたもんじゃ。おまけにわしらの卵が人間が持ち込んだブタに食べられてな。昔は諸島あわせて20万〜30万頭もいたんじゃが、今ではすっかり数が減ってしもうた。絶滅してしまった島もあるんじゃ。ピンタ島の最後の生き残り「ロンサム・ジョージ」は人間のダーウィン研究所というところに移されて、繁殖の努力がされてるが、上手くいってないのう。この研究所ではエスパニョーラ島の仲間の人口飼育などもやっておって、こちらは、それなりに上手くいっとるそうじゃ。しかし、まぁ、自分で殺しといて今度は保護するというのじゃから、人間というのもつくづくよくわからん生き物じゃ。

甲羅は大きく分けてドーム型と鞍型に分けられるんじゃ。ドーム型のほうが一般的でわしもそうじゃ。じゃが鞍型は首が高く上げられるので高いところの植物も食べられるし、相手を威嚇するにも役立つ。まぁ、必要に応じて進化していったというわけじゃ。イサベラ島のアルセド火山あたりには4000頭もの仲間がいるそうじゃぞ。わしもいつか見に行ってみたいもんじゃ。
たとえ小さくても完全野生はポイント高い(ウルビナ湾)
生まれて数ヶ月の野生のゾウガメ(ウルビナ湾)
よく写真で出てくるのはたいていダーウィン研究所のもの
これはわりと鞍型の甲羅
研究所で飼育中
研究所で飼育中
こちらはゾウガメ保護区にて
よく写真で出てくるのはたいていダーウィン研究所のもの
よく写真で出てくるのはたいていダーウィン研究所のもの
よく写真で出てくるのはたいていダーウィン研究所のもの
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ガラパゴのいた島で ーガラパゴス動物記ー

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