34.黄泉の国へのダンス |
一気に戻ってくる。 プレ・ループ遺跡はもともとが火葬場であったそうだ。 なかなか壮大な寺院で、サンセットを見るのにも向いている。 さすがに中央祠堂からの眺めは抜群だ。雨上がりの遺跡は人も少なく雰囲気もいい。とてもほっとする風景だ。 |
33.東洋のモナリザ |
バンテアイ・スレイは人気スポットだ。 シェムリアップから40kmも離れているというのにたくさんの観光客が訪れる。 さして大きくも無いこの寺院が人気を集めるのは、非常に精緻なレリーフ群もさることながら、ここに「東洋のモナリザ」と言われる優美なレリーフがあるからだ。 作家アンドレ・マルローに持ち逃げされかけたことで名を上げたこのレリーフはしかし、今年に入ってから突然の立ち入り規制により、接近して見学することが出来ない。 アプサラ・オーソリティーの措置もわかる。アンコールワットのレリーフは人が触りすぎててかてかに光っていた。同じ調子でやられたら、ここの精緻なレリーフなどひとたまりも無いだろう。 観光収入をとるか保護をとるか。難しい選択だ。 このあたりで雨があがった。 |
35.王様の巨大なプール |
さて、このあたりは慌しい。 駆け足の見学が続く。 今回は全体像をなぞるとして、いつかまた、ゆっくりと時間をとって訪れたい。 スラ・スランは王の沐浴場だ。バンテアイ・クディという寺院に付属している。さすがに王ともなるとプールの広さもケタが違う。ちなみに深さは大したこと無いそうだ。 プレ・ループとは逆にこちらは朝日の名所。 |
アンコールワットへ
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