4.なぜフェアバンクス?
北欧 長所 ・もともとオーロラ抜きでも人気スポットだし、ツアーなどもたくさんある。
・競争原理が働く分一番料金も安いし乗換も少ない。
・設備も充実していていろんなアクティビティーも楽しめる。
・ロッジの一歩外から観測できる
短所 ・フィヨルドの影響か冬場の天気が悪い北欧の冬場の平均降水量はフェアバンクスの5〜6倍に達する
カナダ 長所 ・天気が良い
・コストもアラスカよりは安い。
短所 ・どのポイントでもオーロラ観測には市内ホテル(orB&B)滞在−郊外へのツアー参加が基本で観測時間の制約がある。
・イエローナイフは余りにも有名で、日本人であふれかえる。
アラスカ 長所 ・他に比べても最高の晴天率。フェアバンクス上空では一年の2/3はオーロラが出現している。
・チェナホットスプリングス、MAFCC、ベテルス等ロッジの一歩外からすでに観測可能。
短所 ・はっきり言って高い。1人だと20万円〜25万円、ベテルスだと25万円超えたりする。
・ハワイより近いのに玄関口アンカレッジすら直行便が無い。
シドの考察 オーロラ旅行の行き先を決める際、北欧は選択肢にすら入ってません。だって天気悪くっちゃ話にならんでしょう。北欧に行ってオーロラが見れなかったなんて話は腐るほど聞きました。北欧のオーロラツアーでよくアラスカあたりと晴天率の比較してる記事がありますが、アラスカではそんなもん皆無です。そんなもん出さなくても天気の良さは自明のことなのです。

昼間何するのか?なんて話も聞きますが、この時期はそもそも昼間がかなり短いし、それにオーロラ観測というのは大して動かないけれど、厳寒の中で行動するというのはそれだけでけっこう体力を消耗するのです。この上昼間にもよけいなことをやってると、最初のうちはともかく、日程後半の観測はかなり辛くなります。

カナダは候補にはいってますが、毎日観測点までのオーロラツアーに参加するのはマイペースに慣れた身にとってはかなりストレスのような気がします。それにツアー前の8時すぎだってオーロラはでますからね。ですが、コストなどを含めた総合力ではここが一番かもしれません。

アラスカについては、これでも独身貴族のはしくれなので、金銭的にはなんとかなります。またもっと不便なところにもよく行くので、時間がかかるのも我慢できます。というわけけで、欠点を許容した上で一番条件の良いフェアバンクスは現在のところ僕のマストなのです。
基本的にはオーロラゾーンにはいっていればどこでも観測可能。有名なのはアラスカ、カナダ、北欧あたり。
ではなぜフェアバンクスなのか?下表で有名3地点の比較をしてみました。
5.なぜベテルス?
チェナ・ホット・スプリングス・リゾート
  ●フェアバンクスより東に62マイル。自然の中の温泉リゾート、アラスカのオーロラと言えばここ
                                                  →ホームページへ
  長所 ・オーロラ系ロッジの中では大規模、アクティビティー充実。
・各種レンタルあり
・温泉がある。
・森を始めいろんなロケーションでの撮影が可能
・スタッフに日本人(森さん)がいるので何かと安心
短所 ・食事別や頂上登山までは別料金など、諸事金がかかるし高い。
・あまりにも有名で規模もでかすぎるため、家庭的な雰囲気は味わえない。
マウント・オーロラ・フェアバンクス・クリーク・キャンプ(MAFCC)
  ●名高いスキーランドのすぐ近く、ここのブレンダおばちゃんの人柄と料理は大人気→ホームページへ
  長所 ・家庭的な雰囲気。食事の評判良し。
・徒歩でいける観測ポイント(スキーランド)は丘の頂上で観測に最適。
短所 ・フェアバンクス市内からのツアー客が大挙押し寄せるので連日非常に混み合う(2004年末に300人超の実績)。
・防寒具レンタル無し。
・展望は非常に良いが樹木が無いため、写真撮影に不向き。
・2005年冬シーズンから、いきなり全室スイートに改装。値段もぐぐっとアップ。見て無いのでわからないけど、つまらない決断をしたものだと思う。シドには使いづらくなりました。
ベテルス・ロッジ
  ●フェアバンクスからセスナに乗って1時間半、北極圏の内側、人口50人ちょっとの村にある。リピーター多し
                                               →ホームページへ
  長所 ・他より緯度が高い分、天頂ではじけるオーロラはここならでは。
・家庭的でリラックスできる雰囲気。
・文字どおりロッジの一歩外から観測地点。平地ながら展望が非常に良く、好きなところで観測できる。
・防寒具レンタル有り(というかたぶん無料)
・北極圏に行ったと自慢できる。
短所 ・往復にセスナ利用のため割高。やっぱ高いよなぁ。
・遠い。
・撮影の際、意外に邪魔になる村の灯火(含む航空灯)
・急病等非常事態のときにはちょっと怖いかも。
・意外に曇りの日が多い?
ノーザン・スカイ・ロッジ   ホームページへ
フェアバンクスから南西方向に33マイルほど。幹線道路のすぐ近くだが驚くほど静かなロケーション
  長所 ・オーナー手作りによるロッジは現在客室4室でこじんまり(もうすぐ2階ができて7室になる)。
・パスカルの料理はフランス仕込み。日本人でも◎。アラスカで一番美味いかもしれん。
・手ごろな木もそろっていて写真向きのロケーション
・料金わりと手ごろ
・防寒着も無料で貸し出し。
・ネコ3匹に犬1匹がお出迎え
短所 ・フェアバンクスからの日帰り客はここにも来る。少しならいいけど。
・トニーはマッシャーなので、犬ぞりの指導は厳しいぞ。
・暖房ややゆるめ。でも電気が通じてだいぶ改善された。
・写真向きだが、肉眼で観測するにはちょっと視界悪し。
シドの考察 MAFCCは改装してしまったらしいので、どうなってしまったのかよくわからない。あの良さが失われていないといいのですが。チェナはオーロラ常連さんに言わせると、「昔は良かったが・・・」で意見が統一。まぁ、早い話がシドはチェナが好きでは無いということです(笑)。
シドの最近のお気に入りはベテルスに加えてノーザンスカイ。持ち味はだいぶ違うけどどちらもとてもいいロッジです。ノーザンスカイは犬ゾリにほれこんでアラスカに移住してしまったフランス人オーナーが作ったわりと新しいロッジ。すべて手作りのロッジで、トニーが夏の間に少しずつ建て増し中。先日テレビでも紹介されました。
ベテルスの場合、ロッジの一歩外から観測ポイントであり、よそから日帰りツアー客も来ないので、とにかくマイペースの観測ができる。他ではやりたいと思わないが、ここにいるとずっと外に出てオーロラの出現を待ってしまう。撮影機材管理もやりやすい。生活資材がフェアバンクスからの空輸になることもあり、宿泊料金等はどうしても割高だが、細かいところはけっこうサービスしてくれたりする。何よりロッジの雰囲気がゆるゆるでとてもリラックスできるのである。どうせ金を出すなら条件の良いところというわけで、少々割高でも結局ベテルスに行ってしまう。こんなへんぴな場所なのにヘヴィなリピーターが多いんだよな、ここは。
フェアバンクス界隈にもいろんなロッジがありますが、シドはやっぱりベテルスが好き。なぜそんなにベテルスが良いのか。そこでシドの行った事のある4ロッジを比較してみた。


もちろん他にもいろんなロッジがある。
チャタニカ・ロッジ、シャンダラー牧場等。それぞれに特色があるので、もうちょっといろいろトライしてみたい気はする。それにベテルスにもときどき団体ツアー客が来るし、もっと以前から泊まりに来てる人に言わせると、「ここも変わった」なんてことになるようです。このへん難しいところ。

〜オーロラを追いかけて〜

アラスカ

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